おといれしてきました。
都内某所でのレコーディング。
サポートしているneco★さんのCDに収録する曲のうち、2曲分のベースを録音してきましたよ。
(ほんとは昨日までにあった様々な出来事も記事にしたいんですが
あの、雨とか雷雨とか○リラ豪雨とかあってめんど…大変疲労しまして)
ええ、都内某所。
昼から夜にかけてのレコーディングということで
夕方おなかがへるだろうな〜という予想はありましたが
近くにコンビニやらお弁当屋さんやらいろいろあったので
不安にはならずにスタジオ直行。
(私、おなかがすくと大変なんです。機嫌が。)
レコーディングの作業としては、もちろん演奏したり歌ったりというのがメインですが
録音するためのさまざまな準備がありまして。
とりわけ重要なのが「マイキング」。
あのマイクの立て方一つで音がいろいろ変わってしまうのです。
だからとりわけ、点数の多いドラムのセッティングが大変だろうなあと見ていたら
意外とそちらは早く決着。やるもんです、エンジニアさん。
しかし、今回は人生初の、5人同時録音。
ヘッドホンでそれぞれ欲しい音を聴きながらレコーディングは行うものですが
各楽器の奏者によって、聴きたい音はそれぞれ違うわけで。
さらに音量のバランス次第でリズムの感じ方も微妙に変化してしまうんですね。
達人ともなるとある程度は自分の感覚の中で調整してしまうのですが
これがなかなか。
音量を調整するツマミは4つ(+「全員の音」ツマミ。)
演奏する人数だけでも5人。
まあ単純に、相部屋状態で音はなるわけです。
カクテルパーティー効果という、80年代を象徴するような名称ですが(?)
人間の耳はターゲット音とそれ以外を区別する機能がありまして、
でもヘッドホンからは平面的な音しか出ないので機能が不十分。
あとは個々人の適応能力次第、ということなんでしょうね。
このへんはさらに経験をつまなきゃな。
まあそんなこともありますが、
プロデューサーからの指示に従い一所懸命がんばりつつ
少しずつフレーズやリズムに修正を加えて
だんだんとまとまりを作っていくことができました。
リズムの修正についてはスポットで狙うことはできたけど
どっかで抜けが生じるのは、まだまだドラムパートを聴けてないからかな。
あとはタイム感の微調整をがんばる。
チューニングの可変域と安定性を高めるって感じかな。
あとはコードの印象を残しつつ、調性の中で遊ぶ。
駆け上がりパターンとはちがったストリングス的なもの?
あるいはカウンターパートと呼ばれるものなのか。
とにかくおべんきょ。
反省点は例によって多いけれども、
以前よりタッチを整えることができたのは日々の修行の成果。
結果として音色をうまく作ることができたような。
トラックダウンされた音がどうなってるか楽しみ。
今後はダイナミクスをつけつつ、それでも音色を維持するように。
んで、今回の作業の感触を残しつつライブに向かうのはいい流れ。
9/15(月・祝)に下北沢garageにて19:20頃に出演しますよ。
今回レコーディングした曲を含めて演奏するから
なかなか更に充実した内容となる見込み。
ぜひ遊びにきてください。
と、こんだけ書いてみて写真を一枚も載せられないのが残念。
手が空いたときに撮っておけばよかったな〜。
足もととか、アンプ周りとかおもしろかったのに。
仕方がないから、代わりに最近お気に入りの健康食品。

間違った。こっち。

これで喉の調子を整えつつ、自然治癒に励みますよ。