
掃除しながら
「メセニーでも聴こうかな〜」
と、iTunesで垂れ流ししてたら、
途中でいきなりサンボーンさんの演奏が始まってビックリした。

(どうやらPat Methenyの「pat」で検索したら、
David Sanbornのアルバムでの共演者がヒットしたらしい)
で、ロドビーさん(パット・メセニーグループのベーシスト)と
マーカスさん(デビッド・サンボーンの、このアルバムでのベーシスト)の
サウンドの違いをまざまざと感じたわけですが。
(写真は今日聴いたアルバム)
(というかロドビーさんはウッドベースしか弾いていないんですが

)
(それよりもなんでマーカスはミラーさんと呼ばれないのか

)
奇遇にも二者(サンボーンさんたちとパットメセニーグループ)を知ったのは
LIVE UNDER THE SKYという野外イベントの録画放送をテレビで見たから。
上記2つのグループと、
あとホレス・シルヴァーやV.S.O.P.クインテット、
さらにUs3(song for my fatherのアレです)が出演してたような。
当時高校生だった僕は、地元仙台で得られた少ない情報源から
(正確には新聞のテレビ欄から)
なかなか貴重なモノを鑑賞したわけです。
(今ではyoutubeとかamazonとかで簡単にみられそうなものですが

当時は洋楽CDを品番言ってその都度注文してたような時代ですよ

)
いろいろとどうでもよいことを書いてしまった…。
サンボーンさんのアルバム「upfront」発表後に
マーカスさんは自己のプロジェクトとして同作品の楽曲を
そのLIVE UNDER〜で演奏していたわけなんですが、
当時からマーカスさんはトレードマークの4弦JBを使っていて
しかもその時は他の楽器への持ち替え無しで演奏していたような。
いわゆるスラップが似合うファンキーな楽曲も、
「いよっ!サンボーン」と言いたくなるソウルフルなバラードも、
あのギラリとしたサウンドの出るジャズベで。
フツー(というか「アマチュア」)は、
ギラリとしたベースで甘く太い音は出せないと考えてしまいます。
でもマーカスさんはノイズもなく、包み込むような音を出してるんですね。
これはほんとに難しいことなんですよ!
(と書いた時点で僕も「アマチュア」

)
日本屈指のベーシスト、納浩一さんはしばしば
リチャード・ボナさんを「メジャーリーグ級」ベーシストと評されてます。
「彼は弦高がとても低いのにあれだけ太い音を出す。
右手と左手のタッチやタイミングが完璧なんだね。」
というコメントは、非常に示唆に富むひとことですわな。
エレべがんばろ。